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TIPS

自律神経が心や身体に与える影響

2017/1/16 (Mon)

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イライラする、気分が落ち込む
体調に影響を与えることも

ストレス社会と言われる現代。そのストレスなどが引き起こす自律神経のバランスの乱れが、心や身体に影響すると言われています。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、このふたつのバランスが重要。でも、仕事などで忙しかったり、精神的なストレスが続いたりといった、さまざまな理由からバランスが崩れてしまうことがあります。
バランスの崩れは誰にでも起こり得ること。でも、その状態が続くと心や身体に悪い影響を及ぼしてしまうことがあります。

たとえば、仕事などでの不規則な生活や、リラックスする時間がないなどの状態が続くと「交感神経が優位」な時間が長くなります。
すると、イライラしたり、落ち込みやすくなったり、ひどくなるとうつ病を引き起こすこともあるのです。
また、免疫力が落ちるので風邪などを引きやすくなる、胃腸の働きが悪くなるといった身体への悪影響も懸念されます。

心身ともに健康でいるためには、自律神経のバランスを整えることも重要なのです。

歩くことでイライラ解消!
胃腸の働きも改善できる!

では、自律神経のバランスを整えるにはどうしたらよいのでしょうか。
実は、「歩くこと」が効果的とされています。
歩くことは、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌を促します。
それによって、イライラや気分の落ち込みなどが、解消されると言われます。

歩くことの効果は、それだけではありません。歩くとエネルギーを使うのでお腹が減りますよね? 実は空腹によって、胃腸の働きも良くなるのです。さらに、最近は男女問わず便秘の悩みが多いようですが、実は、昔の日本人はほとんど便秘知らず。それも、よく歩いていたことが理由のひとつだと言われています。

心身の健康に大きく関わっている自律神経。
そのバランスを整えるためにも、忙しいとき、疲れているときこそ、すき間時間を見つけて少しでも歩いてみませんか。

今回のポイント

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  • 自律神経の乱れでイライラするなど心に影響が
  • 免疫力や胃腸の働きを低下させることも
  • 自律神経の乱れは歩くことで解消できる

監修:長尾和宏
医学博士、医療法人社団裕和会理事長、長尾クリニック院長、日本消化器病学会専門医、日本内科学会認定医、日本在宅医学会専門医。1984年に東京医科大学卒業後、大阪大学第二内科に入局。1995年に長尾クリニックを開業。『病気の9割は歩くだけで治る!』(山と渓谷社)など著書も多数。