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TIPS

脊椎ストレッチウォーキングのススメ

2016/12/15 (Thu)

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ウォーキングで健康的になるには「正しい歩き方」が大切

自分が普段どんな歩き方をしているか? 意外と意識していないものです。
たとえば、街のショーウィンドウに映る姿などで、改めて歩く姿勢を確認してみると、背中が丸まっている、顔が前に出ている、お腹を突き出すようにしているなど、想像とちがっていることも多いもの。
姿勢が悪い状態で歩いていると、運動効率が下がるだけでなく、身体のゆがみにつながることもあります。
ウォーキングを通じて健康的になるためには、正しい歩き方をすることが大切なのです。

まずは、「姿勢」を見直してみましょう。
姿勢を正すには、おへその下にある丹田というツボを意識し、肩を少しうしろに引くようなイメージで肩甲骨を寄せ、骨盤をまっすぐ立たせるように前傾させること。これができれば、スッと背筋が伸び、正しい姿勢を保つことができます。
この姿勢を意識しながら、足だけでなく上半身も使って全身で歩くように意識します。上半身を使うには、ひじをうしろに引くように意識して肩甲骨から腕を大きく振るようにするといいでしょう。

正しい歩き方の指針に「脊椎ストレッチウォーキング」を

正しく歩く方法のひとつ、「脊椎ストレッチウォーキング」をご存知ですか。歩き方の指標のひとつとされており、これを意識したウォーキング大会なども行われています。
なぜ「ストレッチ」という言葉が入っているのか。その全身を使って歩く方法は、背中や手足がグッと伸び、ストレッチにもなっているからなのです。

脊椎ストレッチウォーキングのポイントは、下記の3つ。
・「下腹」を持ち上げるように引き締める。
・頭頂部をひもで引き上げられているようなイメージで背筋を伸ばし、軽く胸を張る。
・ひざを軽く伸ばし、足先を引き上げ、かかとから着地し、着地したかかとの上に素早く腰を乗せる。

この3つを、上から順番に意識すると、正しい歩き方になります。さらに、前述のようにひじを引いて、肩甲骨をよく動かすようにすると、全身を使って歩くことができます。

ふだんの歩きも、運動としてのウォーキングでも、健康を手に入れるには、脊椎ストレッチウォーキングを意識し、正しい姿勢で、「全身を使う」ことを意識してみてください。

今回のポイント

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  • 正しく歩くことが健康への近道
  • 下腹を持ち上げ、背筋を伸ばして歩く
  • ひじを引いて肩甲骨を動かすように意識する

監修:長尾和宏
医学博士、医療法人社団裕和会理事長、長尾クリニック院長、日本消化器病学会専門医、日本内科学会認定医、日本在宅医学会専門医。1984年に東京医科大学卒業後、大阪大学第二内科に入局。1995年に長尾クリニックを開業。『病気の9割は歩くだけで治る!』(山と渓谷社)など著書も多数。