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TIPS

幸せホルモン・セロトニンで心も身体も健康に!

2016/07/25 (Mon)

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脳内のセロトニンが幸福感のカギ

“幸せホルモン”という言葉をご存知ですか?
“幸せホルモン”とは、私たちの体内に存在するセロトニンという物質のこと。このセロトニンが、なぜ“幸せホルモン”と言われるのでしょう。

体内のセロトニンのうち、90%は小腸などの消化管に、8%は血液中、残り2%は脳内に分布しています。注目すべきは脳内に存在する2%のセロトニン。脳内で情報を行き来させるために必要な神経伝達物質として働き、気分や感情をコントロールしています。

脳内にはセロトニンのほかに喜びや攻撃的な感情に関係するドーパミン、不安や怒りの感情に関係するノンアドレナリンといった神経伝達物質がありますが、これら3つがバランス良く分泌されることで健康的な精神が保てます。
セロトニンは、ドーパミンやノンアドレナリンの暴走を抑えるブレーキのような役割をしており、セロトニンがしっかり分泌されていることで攻撃性や不安、怒りといった感情を適度に抑えることができます。その結果、精神が安定し、気持ちが落ち着いたり、幸福感を感じたりします。
つまり、「幸せ」と感じる原因のひとつはセロトニンにあるということ。だからこそ、“幸せホルモン”と呼ばれているのです。

 

歩くことでセロトニンの分泌が活発に!

“幸せホルモン”であるセロトニンですが、実は、歩くことによって脳内の分泌が活発になることがわかっています。
歩くことでセロトニンがどんどん分泌され、心も満たされていき、自然と表情も大らかになっていきます。心に余裕ができるからか、性格も行動も前向きになり、歩くことを楽しもうという活力が沸いてきます。歩くことで幸福感を得ることが、心も身体も健康に保つ好循環を生み出すわけです。
ウォーキングを続けて、“幸せホルモン”をどんどん増やしましょう!

今回のポイント

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  • 幸福感を感じるのはセロトニンがしっかり分泌されているから
  • 歩くことでセロトニンがどんどん増える!
  • 歩く→セロトニン増加→前向きになれる→さらに歩く→心も身体も健康に!

監修:長尾和宏
医学博士、医療法人社団裕和会理事長、長尾クリニック院長、日本消化器病学会専門医、日本内科学会認定医、日本在宅医学会専門医。1984年に東京医科大学卒業後、大阪大学第二内科に入局。1995年に長尾クリニックを開業。『病気の9割は歩くだけで治る!』(山と渓谷社)など著書も多数。